2019年2月7日 「LOVE」

バレンタイン月ということで、このテーマ♡

恋愛以外にも、兄弟愛、子どもに対していとおしく思う愛、など、多くの題材がそろいました。

子育て談議に花が咲いた今回でしたが、びっくりの出来事がありました。

佐藤春夫「美の世界愛の世界」のなかから、大好きな詩として芥川龍之介の詩をご紹介してくださった参加者さん。その次に会の代表の私がご紹介した安野光雅「片思い百人一首」の冒頭に、なんと、同じ詩が掲載されていたのです。芥川の未発表作品を、最初、佐藤春夫が新聞に紹介し、そのあと自身の著書に載せた。それを、大岡信氏が「折々のうた」で再度紹介し、安野氏はその時の記憶から、取りあげて紹介したというのです。巡り巡って、芦屋の片隅のちいさな読書会の一部屋に、一瞬の暖かさを運んでくれました。

テーマは「ファンタジー」 

2018年11月29日(木)10:30~

 

今回は、ワッタガッタに新メンバーを迎えての初めての会でした。

当日参加で思いがけずうれしい参加者もあり、和やかな雰囲気の中、白熱したトークもあり

とても楽しい一時間半でした。

 

「本を手にゆるゆるおしゃべりの会@あしや」あしや市民活動センター

2018.5.14(月)

今回は、「まちライブラリーBOOK FESTA2018」に参加してみようということで、テーマは「まち」。パンフレットにも載せていただきました。大阪のまちライブラリー事務局からOさんが参加してくださリ、今までにない、「フリーペーパー」という活字媒体に目を向けるきっかけもいただき、心地の良い開催となりました。

まちライブラリーについてはこちら(http://machi-library.org/)

(写真左上)ミーナの行進・小川洋子(中央公論新社)

ちいさいおうち・バージニア・リー・バートン作・絵、石井桃子訳(岩波書店)

IN/SECTS  Magagine(インセクツ)

洛中生息・杉本秀太郎著(みすず書房)

かわ・加古里子(福音館書店)

地方に住みはじめました岐阜市編・さかだちブックス著(株リトルクリエイティブセンター)

(写真下段左)月刊島民(14OB)

南部再生(尼崎南部再生研究室)

・ゆのきょうこ著・阿部伸二イラスト(理論社)

やこうれっしゃ・西村繁男(福音館書店)

羊をめぐる冒険・村上春樹(講談社文庫)

1973年のピンボール・村上春樹(講談社文庫)

風の歌を聴け・村上春樹(講談社文庫)

人口減少時代の都市ー成熟型のまちづくりへ・諸富徹(中公新書)

MY BEST BOOK OF 2017 (芦屋市民活動センター) 

2017.11.27(MON)

一年の締めくくりにぴったりのテーマでのブックとーくが、和気あいあいと終了しました。一年間の読書の集大成らしく、生き方に関する本が多かったことが印象的でした。

(左上から)

塩屋借景(塩屋百景事務局)

赤いおおかみ(フリードリッヒ・カール・ヴェヒター作・絵 小沢俊夫訳)古今社

孤独のすすめ(五木寛之) 中公新書ラクレ

PHP心の疲労回復読本(PHP研究所)

オスカーワイルド(宮崎かすみ)中公新書

感謝ノートで夢は叶う(佐藤富雄)朝日新聞出版

未来へのおくりもの

絶対幸せになる話し方の秘密(佐藤富雄)スリーエーネットワーク

修身教授録(森信三) 致知出版社

旧グッケンハイム邸物語(森本アリ) ぴあ

PATERSON(WILLIAM CARLOS  WILLIAMS)

わたしを離さないで(カズオイシグロ) 早川書房

 

 

えほんdeブックとーく 

@Cafeココカラ∞

2017.9.28(THU) 14.00-16.00

昨年に続いて二度目の絵本紹介イベントです。

今回、男性の申込者が多く、どんな展開になるのかワクワクしていました。

参加者の年齢幅も広く、絵本という紙媒体が、年齢や性別を超えて皆さんの生活になくてはならないものとして作用しているということを、強く感じた会でした。

 

左の写真(左上から)

森と海のであうところ(ジーニー・ベイカー 百々佑利子訳)佑学社

フランシスのいえで(ラッセル・ホーバン著、リリアン・ホーバーン絵、松岡享子訳)好学社

フランシスとたんじょうび

花のようなひと(佐藤正午著、牛尾篤画)岩波書店

あおくんときいろちゃん(レオ・レオー二作、藤田圭雄訳)至光社

もこもこもこ(谷川俊太郎著、元永定正絵)文研出版

ふなのりのやん(ディック・ブルーナ作、松岡享子訳)福音館書店

うさこちゃんびじゅつかんへいく

ぐりとぐらとくるりくら(なかがわえりこ、やまわきゆりこ)福音館書店

ぐりとぐらとすみれちゃん

手ぶくろを買いに(新実南吉著、黒井健絵)偕成社

まえむきよこむきうしろむき(鈴木まもる作)金の星社

 

右の写真(左上から)

さかないっぴきなまのまま(佐野洋子作)フレーベル館

天使のクリスマス(ピーター・コリトン作)ほるぷ出版

だめ犬フーフー(山口タオ作、田丸芳枝絵)佼成出版社

白雪姫(モニカ・エルナンデス絵、きむらえりこ文)Sankyu Publishig

さびしがりやのクニット(トーベ・ヤンソン作、渡部翠訳)講談社

思うとおりに歩めばいいのよ(ターシャ・チューダー)メディア

あるかしら書店(ヨシタケシンスケ)ポプラ社

 

 

ブックとーくイベント

「冒険・旅」

 

6月12日(月) 第4回目となりますブックとーくを開催しました。今回のテーマは、春の行楽シーズンを意識して「冒険・旅」

数日前に梅雨入りしたことで、お天気を心配していましたが、とても爽やかな一日でした。相変わらず、芦屋川沿いの緑に癒されながらの和やかな会になりました。

 

参加者さんたちのご紹介本です。

子どものころに読んだ忘れられない冒険本、ニューヨーク旅行の思い出の写真集、20数年たって読み返し新たな発見がありました、という紀行本、日本ではまだなかなか紹介されていないチベット文学等々、まさに世界を旅しているようなわくわくするトークが繰り広げられました。

(写真左上から)夜叉ケ池 泉鏡花(講談社)

世界の美しい書店(宝島社)

世界の美しい図書館(パイインターナショナル)

小さな男の子の旅 エーリヒ・ケストナー作 榊直子訳 堀川理万子絵(小峰書店)

(二列目左から)ドイツ河辺の町と物語 勝又洋子(里文出版)

イブン・バットゥタの世界大旅行 家島彦一(平凡社)

プーリアの夏 山根美奈(ネスコ)

二年間の休暇 J・ベルヌ作 朝倉剛訳 大田大八画(福音館書店)

(下段左から)ぼくのかえりみち ひがしちから作・絵(BL出版)

おっきょちゃんとかっぱ 長谷川摂子文 降矢奈々絵(福音館書店)

チムとゆうかんなさんちょうさん エドワード。アーディゾーニ作 せたていじ訳(福音館書店)

 

↑今回、チベット文学についてとても詳しくレクチャーしてくださいましたKさんのご紹介本ですと。貴重なお話と本のご紹介ありがとうございました。

(写真左上から)雪を待つ(ラシャムジャ著 星泉訳(勉誠出版)

ここにも激しく躍動する生きた心臓がある トンドゥプジャ著 チベット文学研究会編・訳(勉誠出版)

風馬の耀き ザシダワ・色波著 牧田英二訳(JICC出版)

(写真下段左から)ハバ犬を育てる話 タクブンジャ著 海老原志穂、大川謙作、星泉、三浦順子訳(東京外国語大学出版会)

ティメークンデンを探して ぺマ・ツェテン著 チベット文学研究会訳(勉誠出版)

 

 

ブックとーくイベント

   卒業~出会いと別れ~

(2017.3.27)

「窓から芦屋川を眺めながら」というロケーション抜群のあしや市民活動センターにて、第3回ぶっくトークの会を開催しました。今回のテーマは、「卒業~出会いと別れ~」。この季節ならではのお題でしたが、「本のセレクトに苦労しました。」とおっしゃる参加者の方が多く、それでもテーマに沿った本を探してお持ちいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

↓今回のラインナップです。

一つの言葉(テーマ)をもとに選ばれたこれらの本たちは、本の持ち主の思い出や記憶と密接に結びついていました。なぜこの本を持ってきたのか、その部分のトークを聞くことがとても楽しく、ワクワクしました。

これからも、本そのものの魅力を共有するだけではなく、毎日の生活とともにある読書体験を大切に、その想いを共有できれば嬉しいです。

 

今回、参加してくださった方が、ご紹介本についての文章を寄稿してくださいました。ありがとうございました。(「星空」の書評はこちら)➡

(上段左から)地下鉄 ジミー(幾米)台湾原書

地獄の季節 ランボオ作 小林秀雄訳 (岩波文庫)

木曜日のとなり 吉田とし作 赤坂三好画(あかね書房)

Memories of you ジミー著 岸田登美子訳 (小学館)

ほほえむ魚 ジミー著 有沢昌子訳 (早川書房)

(下段左から)この風にトライ 上岡伸雄 (集英社)

星空 ジミー著 天野健太郎訳 (トゥーヴァージンズ)

永い言い訳 西川美和 (文藝春秋)

やぎとぎんのすず 八百坂洋子著 小沢良吉絵 (鈴木出版)

Life Style de ブックとーく

(2016.11.28)

美味しい読書会~ワッタガッタ~の第二回目となるブックとーくイベントです。

読書会の開催場所として、美容室を選んで大正解!でした。もともと木のぬくもりでいっぱいの、とても安らぐ店内なんですが、クリスマスデコレーションで、わくわくする空間になっていました。空間のなせるワザ(?)と思わせるほど、おしゃべりが弾みました。

同じテーマの中で、ひとりひとりのセレクト本は本当にバラエティーに富んでいました。初対面の人同士、持ってきた本の系統が全く違うのに、「ここがツボ!」の個所が似通っているという不思議な体験なんかもありました。

店長さんのワンポイント講習は、「頭皮マッサージ」の実践。読書後の目の疲れにも効きます!とのこと

10分ほどの時間でしたが、体がポカポカしてきました。おしゃべりが弾んだのは、そのせいなのかもしれませんね♡

参加してくださった皆さん、店長さん、ありがとうございました。

 

(上段左から)描かれた大正モダンキッズ婦人之友社「子供之友」原画展図録

海からの贈り物 アン・モロウ・リンドバーグ著 吉田健一訳(新潮文庫)

定常型社会 広井良典(岩波書店)

成長の限界、人類の選択 J・ランダース、デニス・メドウズ、ドネラ・H・メドウズ(ダイヤモンド社)

スローライフ100のキーワード 辻信一(弘文社)

図解琉球の伝統工芸 天空企画編(河出書房新書)

(下段左から)MOE2016年7月号(白泉社)

さよさんの開運・整理収納術 小西紗代(宝島社)

フランス式整理術 ペアトレス・キャロ、クレール・マゾワイエ(エクスナレッジ)

WORK LIFE STYLE BOOK  宮本佳実(WAVE出版)

 

 

絵本deブックとーく

(2016.10.11)

 

当会の初めてのイベントを、無事開催することができました。6名の参加者さんと当会のスタッフ2名が、お気に入りの絵本を紹介し、一巡した後、「カフェココカラ∞さん」の美味しいドリンクをいただきながら、絵本の話はもちろん、子育ての話や、美術、文学の話まで、ワイワイおしゃべりに花を咲かせることができました。

台風で日程変更があり、当初参加予定で当日参加できなかった方もいらっしゃいましたことが、とても残念でした。

ぐりとぐら なかがわりえこ・作 おおむらゆりこ・絵(福音館書店) 

いつかはきっと・・・ シャーロット、ゾロトフ・作 アーノルド、ロベール・絵 矢川澄子・訳(ほるぷ出版)

まんげつのよるまでまちなさい マーガレット、ワイズ、ブラウン・作 ガース、ウィリアムス・絵 松岡享子・訳(ペンギン社)

おおきなきがほしい 佐藤さとる・作 村上勉・絵(偕成社)

おじいちゃんのコート ジム、エイルズワース・作 バーバラ、マクリントック・絵 福本友美子・訳ほるぷ出版)

とべ!ちいさいプロペラき 小風さち・作 山本忠敬・絵(福音館書店)

クレーの天使 パウル、クレー 谷川俊太郎(講談社)

(以下三冊は、フィンランド原書)

KUKA LOHDUTTAISI(日本語版は、さびしがりやのクニット)

TAALTA TULEE PIKKU MYY (日本語版は、ちびミイのおひっこし?) 

MUUMIPERHEEN